【知らないと怖い】迷子犬を警察に届けたらどうなる?対応の流れと飼い主の心得
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執筆:WAN-PAKU(株) 代表 鈴木 |(ペットライフスタイルブランド「nerune」運営) “家族”のための品質と可愛さを追求し、自社製品である日本製の寝具やNFC機能付きオリジナル迷子札、日本初上陸の韓国ブランドなど暮らしを彩る厳選アイテムを提案しています。
〜愛犬を守る「遺失物届」の仕組みと、再会率を高めるための全知識〜
愛犬が突然いなくなってしまう。それは、愛犬家にとって最も考えたくない、胸が締め付けられるような出来事です。
しかし、どれほど気をつけていても、散歩中の突発的なトラブルや、雷、花火の音に驚いたパニックなどで、迷子になってしまう可能性はゼロではありません。
もし愛犬とはぐれてしまったら、まず何をすべきか。
答えは一つ、「すぐに警察へ連絡すること」です。
本記事では、警察に届け出をした後の具体的な流れ、迷子札が果たす決定的な役割、そして再会を確実にするための法的・心理的な心得について詳しく解説します。
目次
- はじめに:なぜ「まず警察」なのか?
- 警察に連絡した後の具体的な流れ
- 法律上の視点:愛犬は遺失物として扱われる
- 再会率を劇的に上げる迷子札の決定的な重要性
- 警察以外にも連絡すべき場所と、飼い主ができること
- 愛犬を迷子にさせないための日常のチェックリスト
- まとめ:冷静な一歩が、愛犬との日常を取り戻す
1. はじめに:なぜ「まず警察」なのか?

愛犬がいなくなったとき、多くの飼い主さんは近所を必死に探し回ります。
もちろんそれは大切なことですが、並行して警察への連絡を最優先すべき理由は、警察が情報の集約拠点だからです。
迷子犬を保護した人が最初に向かうのは、動物病院か警察署です。
特に、夜間や休日など自治体の施設が閉まっている時間帯、警察は唯一の窓口となります。
警察に遺失物届が出ていなければ、保護主が警察に連絡しても、あなたと結びつくことはありません。
まずは公的な記録を残すことが、再会への最短距離となります。
2. 警察に連絡した後の具体的な流れ

2-1 遺失物届の受理とデータの照合
電話、あるいは最寄りの交番や警察署へ出向き、遺失物届を出します。
ここでは以下の情報を詳細に伝えます。
- 犬種、毛色、性別、体格
- いなくなった日時と場所
- 首輪の色、服、迷子札の有無
-
マイクロチップの番号(控えていれば)
- 特徴的な仕草や傷あと
警察のシステムに登録されると、既に保護されている犬や、今後届けられる犬のデータと24時間体制で照合が行われます。
2-2 警察署での一時保管と保健所への移送
警察署で保護された場合、通常は署内のケージで一時保管されます。
しかし、警察署は動物を飼育する専門施設ではないため、保管環境としては決して十分ではありません。
そのため、保管期間は短く、多くの場合2日から3日、早ければ当日で、各自治体の動物愛護センターや保健所へと移送されます。
2-3 飼い主への連絡と返還の手続き
特徴が一致する犬が見つかれば、警察から連絡が入ります。
引き取りの際は、以下の準備が必要です。
- 飼い主の身分証明書
- 鑑札や狂犬病予防注射済票(飼い主である証明)
-
リードと首輪
警察署によっては、保管費用(食費など)の実費が必要な場合があります。
3. 法律上の視点:愛犬は遺失物として扱われる

3-1 所有権を守るための遺失物届
日本の法律(遺失物法)において、ペットは残念ながら物として扱われます。
しかし、これは悪いことばかりではありません。
遺失物届を出すことで、その犬が誰のものでもない野良犬ではなく、所有者が探している大切な家族であることを法的に主張できるのです。
万が一、誰かが勝手に連れ去った場合も、届け出があることで法的処置がスムーズになります。
3-2 拾得者(拾ってくれた人)への報労金と権利
誰かが愛犬を保護してくれた場合、その人(拾得者)には報労金(お礼)を請求する権利が生じます。
一般的には物件の価格の5パーセントから20パーセントとされています。
命に値段をつけるのは忍びないものですが、保護してくれたことへの感謝を形にする一つの基準として知っておきましょう。
3-3 3ヶ月というデッドライン
届け出から3ヶ月が経過しても飼い主が見つからない場合、拾得者がその犬を引き取る(所有権を得る)権利が発生します。
また、保健所に移送された場合は、その自治体のルールに基づき、譲渡対象になったり、さらに厳しい状況に置かれることも考えられます。
いなくなってから3日が生存と再会の大きな分岐点と言われるのはこのためです。
4. 再会率を劇的に上げる迷子札の決定的な重要性

本記事で最も強調したいのが、迷子札の有無が再会率を分けるという事実です。
4-1 警察、保健所の現場で起きていること
警察署や保健所には、毎日多くの落とし物が届きます。
その中で、迷子札がついている犬は即座に飼い主へ電話がいきます。
迷子札がない場合、特徴をシステムに打ち込み、飼い主からの連絡を待つというステップを踏むため、どうしてもタイムラグが生じます。
この数時間の差が、保健所への移送を食い止められるかどうかの境目になるのです。
4-2 マイクロチップと迷子札の決定的な違い
現在、マイクロチップの装着は義務化されていますが、チップを読み取るには専用のリーダーが必要です。
一般の人が散歩中に保護した場合、まずリーダーは持っていません。
- 迷子札:誰でもその場で連絡先がわかる(スピード重視)
-
マイクロチップ:首輪が外れても情報が残る(確実性重視) この両方を備えておくことが、最強の守りとなります。
4-3 迷子札が周囲の善意を引き出す
迷子札がついている犬は、周囲の人に、この子は誰かに愛されている、迷子になったばかりの子だ、という印象を与えます。
これにより、保健所に連れて行こう、あるいは、自分で一時的に預かって、この番号に直接電話してあげよう、というポジティブな行動を引き出しやすくなります。
5. 警察以外にも連絡すべき場所と、飼い主ができること

5-1 動物愛護センター、保健所への直接確認
警察からの連絡を待つだけでなく、自分から地域の動物愛護センターへ連絡しましょう。
警察のデータ反映に時間がかかる場合でも、センターには既に収容されていることがあります。
5-2 近隣自治体の警察、清掃局
犬の移動距離は意外と長く、1日で市境や県境を越えることも珍しくありません。
隣接する警察署や保健所にも連絡を入れましょう。
また、万が一の交通事故の可能性を考え、道路の遺体収容を担当する清掃局(道路管理課など)への確認も、飼い主としての責任ある行動です。
5-3 SNSとアナログ(チラシ)の正しい活用法
-
SNS:写真、場所、時間を載せて拡散希望で投稿。
- チラシ:近隣の動物病院、ペットショップ、コンビニなどに許可を得て掲示。
ただし、飼い主の電話番号をネットに直接載せると悪質ないたずらの標的になることもあるため、信頼できるアカウントを介したり、DMを活用するなど注意が必要です。
6. 愛犬を迷子にさせないための日常のチェックリスト

再会の方法を知ることも大切ですが、迷子にさせない備えが何より重要です。
- 首輪、ハーネスのサイズ:指が1本から2本入る程度に締まっていますか?後ずさりした時に抜けないか確認しましょう。
- リードの劣化:ナスカンが緩んでいませんか?紐にほつれはありませんか?
- 迷子札の状態:文字が消えていないか?電話番号は最新か?
- 脱走防止対策:玄関のゲートや、庭の柵に隙間はありませんか?来客時に飛び出す隙はありませんか?
7. まとめ:冷静な一歩が、愛犬との日常を取り戻す

愛犬がいなくなったとき、自分を責めて立ち止まってしまう時間が一番のロスになります。
警察への連絡は、単なる手続きではありません。
愛犬を公的に保護し、誰かの手助けをあなたへと繋ぐための情報のバトンです。
そしてそのバトンをより速く、確実に届けてくれるのが、首元に光る小さな迷子札なのです。
うちの子は大丈夫、と思わず、今一度、迷子札の装着と連絡先の確認をお願いします。
その備えが、万が一の時にあなたと愛犬を再び結びつける、たった一つの絆になります。
一日も早く、すべての迷子犬が温かいおうちに帰れることを願って。

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最後まで読んでいただきありがとうございます。
「うちの子」との毎日が、もっと愛おしく、
もっと心地よいものになりますように。