【原因判明】抜けにくいハーネスの形とは?犬の動きと構造を学ぶ
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執筆:WAN-PAKU(株) 代表 鈴木 |(ペットライフスタイルブランド「nerune」運営) “家族”のための品質と可愛さを追求し、自社製品である日本製の寝具やNFC機能付きオリジナル迷子札、日本初上陸の韓国ブランドなど暮らしを彩る厳選アイテムを提案しています。

「うちの子のハーネス、なぜ抜けてしまうんだろう」
サイズはちゃんと測ったはずなのに、後ずさりした瞬間にハーネスがすっぽ抜けてしまった。
そんな経験をした飼い主さんは少なくありません。
実は、ハーネスが抜けてしまう現象には、はっきりとした物理的な原因があります。
「なんとなく緩かったから」ではなく、犬の体の動きと、ハーネスの構造が組み合わさって起こる、説明できる現象なのです。
この記事では、ハーネスが抜けてしまう原因と、抜けにくい構造に共通する3つの条件を、わかりやすく解説していきます。
目次
- 後ずさりをすると、犬の体はどう変化するのか
- ハーネスが抜けてしまう3つの原因
-
「抜けにくい構造」に共通する3つの条件
- サイズが合っていても抜けることがある理由
- まとめ
1. 後ずさりをすると、犬の体はどう変化するのか

犬が苦手なものから逃げようとして後ずさりをするとき、頭を下げて、体を後ろに引きます。
このとき、頭・首・胴体が一直線に近いラインになります。いわば、つるんとした円柱のような形に近づくのです。
普段は首まわりが一番細く、胴まわりが一番太いことでハーネスが体に引っかかっています。
ところが、頭を下げて体を伸ばすと、この「太さの差」が小さくなり、ハーネスが前方へすべりやすい状態になってしまいます。
これが、後ずさりでハーネスが抜けやすくなる、そもそもの理由です。
2. ハーネスが抜けてしまう3つの原因
テラコッタピンク色の布製犬用ハーネス。逆U字型のパッド部分に細いストラップと金属クリップがついたシンプルな形状。白い背景に撮影した商品画像具体的には、次の3つの原因が重なることで、ハーネスは抜けてしまいます。
①:体を支える場所が1か所しかない
首だけ、または胴だけの1点で支える構造だと、その1点が緩んだ瞬間に、そのままハーネス全体が抜けてしまいます。
原因②:リードを引く力が、抜けやすい方向にかかる
リードをつなぐ金具(Dカン)が首に近い位置にあると、引っ張られた力がそのまま首側に伝わり、後ずさりのときにハーネスを頭の方へ引き上げる力として働いてしまいます。
①:体を支える場所が1か所しかない
伸縮性のある素材や、マジックテープだけで留めるタイプは、使っているうちにベルトが伸びたり、留め具の力が弱まったりして、少しずつ隙間ができてしまうことがあります。
3. 「抜けにくい構造」に共通する3つの条件

反対に、抜けにくいと言われるハーネスには、次の3つの条件がそろっています。
条件①:体を支える場所が2か所以上、それぞれ独立している
首まわりと胴まわり、それぞれが別の輪になっていると、片方が少し緩んでも、もう片方が体を支え続けてくれます。
条件②:支点(ストッパー)が、体の太い部分にある
肋骨(あばら骨)の一番太い部分あたりでベルトが止まる構造だと、後ずさりで体が伸びても、そこがストッパーとなり、ハーネスがすべり抜けるのを防いでくれます。
条件③:Dカン(リードをつなぐ金具)が、胴側についている
リードを引く力が胴のベルトに伝わる位置にDカンがあると、首まわりのベルトが引っ張られて動くことを防げます。
4. サイズが合っていても抜けることがある理由

「サイズはぴったり選んだのに抜けてしまった」というケースもよくあります。
これは、「サイズが合っている」ことと「抜けにくい構造である」ことは、別の話だからです。
どれだけ体重や胴回りのサイズがぴったりでも、支える場所が1か所しかない構造や、Dカンの位置が悪い構造では、後ずさりの動きに対応しきれず、抜けてしまうことがあります。
ハーネスを選ぶときは、サイズ表の数字だけでなく、どこで体を支え、どこがストッパーになる構造なのかという点も、あわせて確認することが大切です。
5. まとめ

ハーネスが抜けてしまうのは、偶然ではなく、後ずさりで体が伸びたときに、体を支える場所や、力のかかり方が原因で起こる、説明できる現象です。
- 体を支える場所が2か所以上、独立している
- 支点(ストッパー)が体の太い部分にある
- Dカンが胴側についている
この3つの条件を意識してハーネスを見てみると、「なぜこの形は抜けにくいのか」を自分の目で見極められるようになります。愛犬にとって本当に安全な一着を選ぶ参考にしてください。

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最後まで読んでいただきありがとうございます。
「うちの子」との毎日が、もっと愛おしく、
もっと心地よいものになりますように。